竹内令優所長、ZIPーFMに生出演
9月17日(水)PM8:15〜8:45
「働く大人に役立つ、メンタル学」と題し、DJ・ケンマスイさんの軽妙な語りとヒット曲に乗せて”ストレス社会を生き抜く心のヒント”の数々を、Q&A形式でお届けしました。この模様は9月17日(水)の
ゴールデンタイムにオンエアされました。


*番組ダイジェスト*   出演/竹内令優  ナビゲーター/ケンマスイ
「痛い」「気持ちが悪い」など、身体に表れる不調と違って、見極めが難しいのが「心の不調」。忙しく働く現代人にとって、メンタル面のケアは、今や体調の管理と同じくらい大切になってきています。 そんな時に役立つのが「心理カウンセリング」なのですが、欧米に比べるとまだ少し遅れを取っているそうです。 そこで今日は、ベテランの心理カウンセラー・名古屋心理センター所長の竹内令優さんをお招きして「心と人」のことを、いろいろ伺いたいと思います。
Q1. 「カウンセリング」とは何ですか?
A1. 元来は教会で悩みを告白するところから始まったと言われています。心理カウンセラーと相談者が話し合う中で、共同作業で心の悩みや生活上の問題を解決したり、新しい見方や考え方を見つけて行くことです。「悩みは人に聴かれることにより半減し、喜びは人に聴かれることにより二倍になる」という諺があります。
Q2. どのようなことを行うのですか?
A2. カウンセリング・プロセスには次の3つの段階があります。
1つ目は、相談者が心を開き、本音を話しやすい雰囲気作りです。 2つ目は、相談者の悩みや問題の本質を把握することです。
3つ目は、具体的な改善方法を一緒に発見していきます。
Q3. カウンセリングの先進国はどこですか?日本の実情と比較して…。
A3. 欧米、特にアメリカが先進国と言われます。夫婦の問題等、心理カウンセラーが身近に活用されていることを思うと、日本は30年遅れていると痛感します。それでも最近はかなり認識され、ご家族やカップルで相談にいらっしゃる方が増えてきました。
Q4. どのような相談が多いのですか?
A4. 仕事上の悩みがいちばん多いようです。重症のうつというよりも軽い抑うつ状態を抱え、心と身体の不調を訴えるケースが圧倒的に多いですね。抑うつのことを英語でデプレッション(Depression)といいますが、これは経済用語では「不景気」の意味です。人間も同様に「元気がない」「笑顔がない」「活性化されない」という心の不況状態に陥ってしまう訳です。
職場の三大ストレスは「仕事の量・仕事の質・人間関係」ですが、たとえば「仕事がつらい」「仕事が面白くない」といった相談は、一見その人と仕事との関係に見えますが、よく聴いてみると「上司との折合いが悪い」「同僚とうまくいかない」「自分の仕事が評価されない」というような、人間関係の問題を背景としている場合が多いのです。まさに「ストレスの根源は人間関係」ではないでしょうか。
また、気持ちが落ち込むと焦りが出ます。「努力逆転の心理法則」といって「眠ろう、眠ろう」と思うとかえって眠れませんから、同様に、気持ちが落ち込んでいる人に対して「頑張れ!頑張れ!」と叱咤激励するのも逆効果なのです。
Q5 薬を使うこともあるのですか?
A5. 私共は医師ではないので薬は使いません。
Q6. どのくらいの時間をかけて行うのですか?
A6. 一回当り50分〜60分くらいです。
Q7. 費用はどれくらいかかるんでしょうか?
A7. カウンセリングは健康保険が効きませんから、全国平均で一回当りおおよそ1万円程度です。
それではここで「今さら聞けない、こんな事」のコーナーです。
リスナーの皆さんからのご質問にお答えしたいと思います。
Q8. カウンセリングは風邪などの病気と違って、いつ行けばいいか分かりません。何か、目安ってあるんでしょうか?
A8. メンタルヘルス(心の健康)が低下して心の状態が悪くなってきますと、まず対人関係に変化が現われてきます。たとえば「人と会うのが面倒くさい」「どこかに出かけるのがおっくうになる」「人に会った後、たとえ慣れた人であってもひどく疲れた気分になる」というような症状ですね。
また、体調の面でも、最初に起きるのが睡眠障害で「寝つきが悪くなり熟睡感がない」そして「食欲が低下して理由もなく痩せてくる」「朝起きたとき憂鬱な気分になる」という症状が現われます。 他にも、日常生活の中で「集中力や記憶力の低下を感じる」とか「物事をなかなか決められない」あるいは「以前楽しめていたことに興味や関心が湧かない」 というような変化が見られる場合には、カウンセリングを受ける目安とお考え下さい。
では、もう一つ行きましょう。
Q9. ストレスを感じたとき以外にも、カウンセリングを受けることは出来ますか?
A9. 予防カウンセリングもあります。出産〜育児〜入学〜就職〜結婚というように、人生の節目における発達課題や、そこから起こる様々な問題をより良く解決することがカウンセリングの目的なのです。
たとえば「近々夫の両親と同居するので新たな人間関係が予想される。今から心の準備をしたい」というようなご相談もあります。何事も「備えあれば憂い無し」ですね。
ありがとうございました。「今さら聞けない、こんな事」でした。
Q10. 会社の同僚や部下、家族や友達の「心のSOSサイン」を見逃さないようにするにはどうすれば良いですか?
A10. いくつかのチェックポイントがあります。「遅刻・欠勤が多くなった」「仕事のミスが増えた」「頼んだことをすぐ忘れてしまう」「ちょっとしたことにキレやすい」「朝から酒臭いことが増えた」「寝不足気味のようだ」「最近笑いが少なくなった」
普段から目を見て話す習慣があると、相手の変化(顔色・声のトーン等)に気づきます。普段からの声かけが大切です。
Q11. カウンセリングに「恋愛相談」もOKですか?
A11. とても大切なことでご相談も多いです。恋愛はある意味で究極の人間関係ですから、今まで生きてきたその人の物の見方・考え方、感情の持ち方、行動の仕方が特徴として現われます。
中には自他共に認める「恋愛依存症」というご相談もありますが、よくよく聴いてみると「寂しさを満たす行為」に気づかれるわけですね。それを他の趣味などにシフトすることによってセルフコントロールのコツを身につけることが出来ます。
とはいえ恋愛問題は、嫁姑の問題と並ぶ永遠のテーマですね。
では、最後になってしまいましたが、ここで誰にでも簡単に試せる「心の操縦術」を教えていただけますか。
Q12. 苦手な人(上司や取引先等)の前で萎縮せずにすむ方法はありますか?
A12. 萎縮の反対はストレッチングです。身体のストレッチングをした後、深い呼吸と共にリラックスして成功したイメージを描く「イメージトレーニング」をお勧めしています。あたかも堂々と振る舞っているかのように行動する「フリをする心理学」によって自信がつき、とても効果的です。
Q13. 優柔不断を改善する方法はありますか?
A13. 優柔不断を悪くとらえるのではなく「物事に慎重である」「準備に最善を尽くす」という良い面を自覚することが大切です。
そして日常生活の中で、リスクの低いことから決断力を身に付けます。安い品物を買うときや食べ物の注文などですぐ決断したり、親しい人との会話でイエス・ノーを言う練習をします。
このような小さな決断の積重ねが大きな決断力を育てるわけです。
Q14. 会社に行く前に、少しでもシャキッとした気持ちになる方法は?
A14. 朝は「やすらぎモード」になっている心と身体を「覚醒モード」に切り替える時間ですから、朝起きたら五感にたくさん刺激を与えるのが効果的。
ベッドから出てまず窓を開け、太陽の光を浴びます。アップテンポの音楽を聴きながら軽く身体を動かし、洗面所では鏡に向かってフェイスマッサージ。このように「形から入る」ことを、行動心理学では提唱しています。「人間は楽しいから笑うのではなく、笑ううちにだんだん楽しくなって行く」という教えもあるのです。
「形から入る」ことの大切さは理解できます。スポーツでも「まず道具をすべて揃えてから・・・」というように。
欧米に比べて立ち遅れていると言われる心理カウンセリングですが、メンタルヘルス・上手な心の操縦のためにも、ぜひ普及させていただきたいものです。
今日は名古屋心理センター所長・竹内令優さんに「働く大人に役立つ、メンタル学」について、いろいろ教えていただきました。




アゴ勇さんのトークに会場大爆笑 清水由美アナウンサーからインタビュー

名古屋テレビ毎夕の人気番組「UP」。「笑いがもたらす心身の健康」をテーマに「笑能力UP講座」(名古屋心理センター主催)が紹介されました。
開講初日の4月15日(土)、橋元慶男講師のユーモラスな語りに誘われるように、派手な衣装で登場したのがスペシャルゲストでコメディアンのアゴ勇さん。ご自慢のアゴを活かした絶妙の芸で、一瞬のうちに会場を爆笑の渦へと巻き込みます。 実はコレ、「笑いがNK細胞(免疫力を高める細胞)の活性化を促しストレスに打ち克つ」というユニークな実験。結果は見事に大成功で、受講生最年長・御年80歳の女性が足腰も軽やかにとびきり明るい表情でダンスに興じ、笑顔でインタビューに答えていたのが印象的でした。 この模様はメーテレ(名古屋テレビ)5月8日(月)PM6:17から放送されました。



  


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